長岡震災アーカイブセンター「きおくみらい」
山崎　麻里子（やまざき　まりこ）　研究員

こんにちは、長岡震災アーカイブセンター「きおくみらい」の山崎麻里子です。　

　平成16（2004）年、中越大震災発生当時、私は仕事の都合で新潟市内に住んでいました。震源から約70キロ離れた新潟市内では、激しい揺れや何度も襲う余震を他人事のように思っていました。その後、被災地の様子や復旧・復興の様子を伝える広報誌の編集に携わり、大震災がこの地域に与えた被害のすさまじさ、そこから復興し、変化していく地域の様子を知ることができました。
 

みなさんをご案内する中で、ふるさと中越で起こった災害に人々がどのように立ち向かい、そしてどれほど地域を愛しているのかを知ってもらいたいと思っています。また、震災後も絶えることなく大切に守られてきた全国に誇れる美しい自然、おいしい食べ物、語り継がれる文化もご紹介していきます。「被災地は多くを失った」のではなく「被災地は多くの宝を再発見した」のです。ぜひ、「きおくみらい」にお立ち寄りください。私たちのふるさと中越を“わたしがご案内します”

「きおくみらい」のある長岡市大手通のフェニックス大手イーストでは、テラスの一部を利用して始めた「きおくみらい農園」を知っていますか。被災地にゆかりのあるヒマワリ、朝顔、カグラナンバンなどを育てています。わたしは生まれも育ちも中之島、畑や田んぼに囲まれて育ってきましたが、野菜や花を育てるのはやはり大変です。でも、地域の方に分けていただいた可愛い苗です。大切に育てていきたいと思います。
（facebookでもご覧いただけます）

「きおくみらい」スタッフのキャラクターを作りました。サル、カモノハシ、カッパ、クマ、アルパカ、ウサギ。これから広報マンとして活躍してくれるキャラクターたちです。かわいがってくださいね。