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【見学】上越市立美守小学校5,6年生のみなさん

6月10日(金)に上越市立美守小学校5,6年生16名の皆さんがきおくみらいに来館されました。

 

美守小学校は、毎年秋に、たてわり班活動をメインとする学校宿泊体験をされています。昨年度、上越市の全小中学校職員向けの防災教育研修の講師を当機構スタッフが勤めたことからお声がかかり、おたのしみ合宿に防災要素をプラスした「白山防災合宿」のコーディネートを行いました。

 

今年度は、担当の先生が変わったこともあり、先生と機構スタッフで防災合宿・メモリアル施設の見学に向けての学習の組み立てについて打合せを行いました。

まずは先生と学校の想い、子どもたちに身につけさせたい力についてお聞きしました。それをふまえ、きおくみらい、そなえ館で子どもたちにどんなことを気付かせたいか、ねらいの共有をしました。

 

その結果、きおくみらいでは、「中越地震とはどんな地震だったのか」「経験した人はどんな様子でどんな気持ちだったのか」「熊本地震の被災地の様子とそこで活躍していた小中学生の姿」を知ってもらうことで『人と助け合うことの大切さ』に気付くことをねらいとしました。

 

そなえ館では、中越地震の揺れを再現できる椅子型の機械に乗ったり、直後のマンション室内や、避難所、仮設住宅を再現した展示を見たりすることにより、震災を疑似体験し『人と助け合うためにはまず自分の命を守らなければいけないこと』『そのためには何に気をつけなければならないか』を考えることをねらいとしました。

 

当日の見学の流れはこちら↓

来館した5,6年生の皆さんは、複式学級です。6年生の皆さんは、昨年度、主に洪水災害について防災学習を進められており、その成果を壁新聞にまとめ、校内の下学年に向けて、また、2016年1月30日にきおくみらいにて開催された「防災かべ新聞コンクール」でも発表した経験がありました。

 

昨年度の5,6年生が1年間の学習のまとめとして掲げたスローガン「J・A・K」=「準備・あいさつ・考える」が、やはり大事であること。このスローガンに取り組み続けることが大事であることを全員で確認しました。

休憩をはさみつつ、75分もの長時間の見学でしたが、みなさん一生懸命メモを取ったり質問をしてくださいました。

 

最後に、見学直後の感想シートと、お礼のお手紙の一部をご紹介します。

↓見学直後の感想シート

 

↓お礼のお手紙

来月9月はいよいよ白山防災合宿が開催されます。当日は、開会式で30分ほど機構スタッフより全校児童に向けて講話を行うほか、盛りだくさんの体験プログラムが予定されています。詳しい様子は開催後、ご報告いたします!